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WindowsXPお手軽チューニング

レジストリーの変更やサービスの停止は最悪OSを破壊してしまうので敷居が少し高いと思います。このページはコントロールパネルからできるこれだけはやっておきたいDAW向けチューニングをご紹介したいと思います。

なおコントロールパネルはクラシックビューに切り替えてください。
各画像はクリックすると大きな画像を表示します。

仮想メモリを設定する

1.[スタート] -> [コントロールパネル] -> [システム] -> [詳細設定]タブ -> [パフォーマンス] -> [詳細設定]タブ -> [仮想メモリ]です。

2.カスタムサイズで初期サイズと最大サイズを同じ大きさに設定します。設定値の最適なサイズは諸説ありますが、一般的には物理メモリの100%〜150%で良いと思います。

ページングファイルが断片化するとパフォーマンスが落ちてしまいます。原因は最大サイズまで拡張が許可されているためで初期サイズと最大サイズを同じ値にすることで断片化を防ぎます。デフォルトでは初期サイズは物理メモリの150%、最大サイズは250%になっていると思いますが、これを合わせて下さい。左のものは物理メモリ1GB(1024MB)のマシンでページングファイルのサイズを1024MBにしています。


自動時刻合わせを止める

1.[スタート] -> [コントロールパネル] -> [日付と時刻] -> [インターネット時刻]タブです。

2.[自動的にインターネット時刻サーバーと同期する]のチェックを外してOKまたは適用を押してください。

WindowsXPは定期的に時刻をインターネット上にあるタイムサーバーにアクセスして正確な時刻に合わせます。インターネットに接続していて正確な時刻でないと困る場合を除き無駄に動きますのでDAW向けにはOFFでも構わないと思います。


デスクトップのクリーンアップを止める

1.[スタート] -> [コントロールパネル] -> [画面] -> [デスクトップ]タブ -> [デスクトップのカスタマイズ] -> [全般]タブです。

2.[デスクトップのクリーンアップ]の[60日ごとにデスクトップクリーンアップウィザードを実行する]のチェックボックスをはずしてOKを押してください。

60日ごとにデスクトップ上にある使用頻度が低いショートカットを整理しようとします。余計なお世話ですのでDAW向け以外でも切っておいて良いと思います。


休止状態を無効にする

1.[スタート] -> [コントロールパネル] -> [電源オプション] -> [休止状態]タブです。

2.[休止状態を有効にする]のチェックボックスを外してください。

休止状態が有効になっていると仮想メモリとは別に実装されているメモリ分をディスクに確保します。例えば1GB物理メモリを実装しているならば1GB分余計にハードディスクの容量を確保しますのでノートPCなどさほど大容量でない場合は切っておいて良いと思います。ただノートPCは動いている状態で蓋を閉めた場合休止に入るものもあるかもしれませんのでその場合注意が必要かもしれません。デスクトップの場合でも今となっては1GBは大した容量でもありませんが、DAW向けには休止自体必要ないと思いますので切っていても良いと思います。


エラー報告を止める

1.[スタート] -> [コントロールパネル] -> [システム] -> [詳細設定]タブ -> [エラー報告]です。

2.[エラー報告を無効にする]にチェックを入れて[重大なエラーが発生した場合は通知する]のチェックを外してください。

WindowsXPはエラーが発生しアプリケーションが落ちた場合Microsoftにエラー内容を報告します。どういった内容でクラッシュしたかを集積し今後のSPやパッチの参考にしWindowsの安定を図るためにある機能ですが、これも無駄な機能と言えますので切っておいて良いと思います。


ユーザの簡易切り替えの停止

1.[スタート]-[コントロールパネル]-[ユーザーアカウント]-[ユーザーのログオンやログオフの方法を変更する]で起動します。

2.[ユーザーの簡易切り替えを使用する]のチェックを外してオプションの適用を押してください。

WindowsXPではユーザーの切り替えをログオフせずにすることが可能です。この機能を実現するために少しリソースを予約しますのでDAW向けでは1つのアカウントで作業するのが普通だと思いますので切っておいて良いでしょう。サービスでFast User Switching Compatibilityを切っている方はこの作業は必要ありません。英語版ではユーザーの簡易切り替えをFast User Switchingと言っています。


Windows Messengerを停止

1.[スタート]-[すべてのプログラム]-[Windows Messenger]で起動します。

2.[ツール]-[オプション]-[設定]タブのWindowsの起動時にこのプログラムを実行すると常にこのプログラムで実効するの チェックを外してください。

確か英語版はデフォルトで常駐設定にはなっていないのですよね。


バックグラウンドサービスにする

1.[スタート]-[コントロールパネル]-[システム]-[詳細設定]タブ-[パフォーマンス]-[詳細設定]タブです。

2.プロセッサのスケジュールをバックグラウンドサービスにしてください。

プログラムに優先を与えたほうが良いような感じがしますがDAWはサウンドカードとの連携も大切で表面上で動くアプリケーション例えばNuendoやCubaseなどに優先が高くなりすぎるとサウンドカードの割り込みがしんどくなります。表面上のアプリケーションの優先度が下がりますのでちょっと動きがもっさりするかもしれません。

このスケジュールは一応レジストリからも詳細に設定できますが、下手するとDAWアプリケーションがちゃんと動かなくなりますのでレジストリチューニングでも取り上げていません。わかる人だけにプログラムは38でバックグラウンドサービスは24です。

プロセッサのスケジュールとなっていますのでプロセスの優先順位と思われるかもしれませんが、これはCPU時間の割り当てですのでプログラムにCPU時間の優先を多く持っていかれるとドライバなどの割り込みが厳しくなると言うことでDAWはサウンドカードとの協調が大切ですのでバックグラウンドサービスの方が良いです。

※UAD-1ユーザの方はメモリ使用量の項目がシステムキャッシュになっているとドライバが正常に動作しませんのでご注意ください。

※ATIのRADEONシリーズを使用されている方は環境によってはバックグラウンドサービスにするとファイルシステムの書き込み遅延エラーで最悪OSが破損する場合がありますのでご注意ください。
※もし遅延書き込みデータの紛失というエラーが出た場合の対応ですがレジストリ
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\
Control\Session Manager\Memory Managementの
System Pagesというエントリを DWORD値 0xFFFFFFFF(16進)にすることによって回避することが出来ます。通常起動でエラーメッセージが出る毎にファイルが壊れる危険性がありますので設定を戻すにしてもレジストリ変更にしても、セーフモードで行ってください(通りすがりさん情報ありがとうございます)


リモートデスクトップのサービスを停止

1.[スタート]-[コントロールパネル]-[システム]-[リモート]タブです。

2.このコンピューターからリモートアシスタントの招待を送信することを許可するのチェックを外してください。

Professionalのみの機能なのでHomeにはないと思います。


システムの復元を無効にする

1.[スタート]-[コントロールパネル]-[システム]-[システムの復元]タブです。

2.すべてのドライブでシステムの復元を無効にするのチェックを入れてください。適用またはOKを押すと「システムの復元を無効にしますか?」と聞いてきますので「はい」を選択してください。

システムの復元を有効にしていれば指定した状態に戻せますのでシステムが安定するまでは切らないほうが良いと思います。

 


Windows Updateを停止

1.[スタート]-[コントロールパネル]-[システム]-[自動更新]タブです。

2.コンピュータを常に最新の状態に保つのチェックを外してください。

DAWも含めて1台でインターネットにも接続している場合は定期的に手動でWindows Updateに接続しましょう。WindowsXPはアイドル時(なにもしていないとき)にWindowsUpdateのチェックをしますが、自動にするとこちら側では予期しないときに裏で動作することがあるかもしれませんのでDAW操作中に動いてもらうとCPUパワーを取られますので特に高負荷時ぎりぎりで動いている状態の場合、問題が起こるかもしれません。


システムのサウンドを停止する

1.[スタート]-[コントロールパネル]-[サウンドとオーディオのプロパティ]-[サウンド]タブです。

2.サウンドの設定をサウンドなしにします。

サウンドカード次第なのですが、システムで使用するサウンドは、WindowsXPでの起動音は32KHzですので、起動時に鳴った周波数にロックされてその後44.1kHzなどが音がまともに出ないということがあります。一番まずいのはDAW操作中にシステム音が出ることでプロジェクト上の周波数とは違うものを鳴らそうとしますので、システム音を切ることは基本です。デジタルで他の機器と接続している場合は絶対切って下さい。


Lunaを外す

1.[スタート]-[コントロールパネル]-[システム]-[詳細設定]タブ-[パフォーマンス]-[視覚効果]タブです。.パフォーマンス優先にチェックを入れてOKを押します。.しばらくするとWindows2000風のテーマに変わります。

2.スタートボタンを右クリック-プロパティを選択してください。

3.タスクバーとスタートメニュのプロパティを開きますのでクラシック[メニュー]にチェックしてください。

4.以上のようにすると一番下のような感じになります。スタートバーのWindowsXPと書いてなければWindows2000とぱっと見た感じ違いがわからないかもしれません。

LunaとはWindowsXPで登場したインターフェイスの名称(テーマやスキンと言われています)でMacOS XでいうところのAquaになります。個人的にはLuna結構好きなのであまり機能は切っておりませんが、視覚効果のカスタムにチェックを入れると個別に機能をカスタマイズできますので、いろいろ試してみてください。

完全にLunaを外すにはサービスでThemesを止めないといけませんがここではふれません。もし完全停止したい場合はサービスのThemesを無効にしてください。

 


スクリーンセーバーをオフにする

1.[スタート]-[コントロールパネル]-[画面]-[スクリーンセーバー]タブです。もしくは画面上のなにもないところで右クリック-プロパティでも出せます。

2.スクリーンセーバーをなしにしてOKまたは適用をおしてください。

意外にスクリーンセーバーは重たい処理ですので、DAWは3DのCGみたいにレンダリング待ちと言うのがありませんので、特に切らなくても良いのですがスクリーンセーバーから復帰するときにもっさりしたり、煮詰まってアレンジウインドとにらめっこしていたら突然スクリーンセーバーが動いてびっくりするかもしれませんので切っておいても良いかと思います。


電源を常にオンする

1.[スタート]-[コントロールパネル]-[画面]-[スクリーンセーバー]タブ-モニタ電源の電源ボタンです。

2.電源設定タブで電源の設定を常にオンにしてOkまたは適用を押してください。

モニタの電源を切るのは上記でスクリーンセーバーを切っていますのでそのままずっと放置しておくと画面が焼きついてしまいますから30分後とかに設定しても構わないと思います。ただハードディスクの電源を切るは「なし」にしておいてください。突然のスリープやスタンバイを避けるためですが、ハードディスクは回転を始めるときと止めるときが一番負担が掛かり本体の寿命にも影響しますし、まだディスククラッシュするのはこのタイミングが一番多いです。

とりあえずはこれで良いと思います。その他のトピックは今後増やしていくかもしれませんがこれ以上はレジストリチューニングや不要サービスの停止などになることが多いです。

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